工場・企業規模ごとの自動車整備士の仕事の特徴

 

指定工場・認証工場での仕事内容のちがい

指定工場での仕事

指定工場とは
”国の検査場に代わって車検(継続検査、国の検査場で不合格となった継続検査車両の再検査、中古新規検査)を実施して保安基準適合証を交付できる工場”

≪参照元≫ウィキペディア「自動車整備業」

 

検査員資格を取得できるor活用できる

「車検をその工場内で完結できる」のが指定工場。
そうすると工場内にて検査を完了させるためにも、指定工場を維持するために工員数を満たすためにも、「検査員」が必要となります。
検査員資格を保有していない場合、指定工場を沢山保有している企業や、工員数が少ない指定工場であれば、検査員に選任される可能性が高まります。
検査員資格を保有していれば、体力的にメカニックの仕事がつらくなった段階でも、現場の第一線で活躍できる可能性が高まります。
「工員数が足りない!」という企業も多いため、いざという時の転職の幅も広がります。

作業特徴

システム的に作業を分業している企業が多く、同一作業を早い時間でこなすことが求められる企業が多いです。
スピード・効率を考えた作業が身に付きます。

認証工場での仕事

認証工場とは
”運輸局長の認証を取得して自動車の分解整備を事業として経営できる工場”

≪参照元≫ウィキペディア「自動車整備業」

指定工場との違いは
陸自に持って行かないと車検を完了できない

 

 陸自が休日のため、「土日祝日」の休日が取りやすい

指定工場とは違い、「車検を企業内工場で完結できない」のが認証工場です。
陸自に行かないと車検が完了できないため、陸自の休日(土日祝日)の作業が滞ります。
会社内での不公平の懸念がなければ、整備士も陸自に合わせて土日祝日の休日が取れる企業が多いです。

作業特徴

「陸自へ持って行き、車検を通す」作業を整備士が担っている企業が多いです。
そのため、一息つけるタイミングが取りやすい場合もあります。

中規模以上の企業と小規模企業の仕事内容のちがい

企業ごとに自社のカラーがあり、全てに当てはまるわけではないですが、一般的に考えられる点をまとめます。

多店舗展開企業・中規模以上の企業での仕事

安定度 小規模企業より安定性がある。
教育制度 教育基盤が出来上がっており、基礎を飛ばさず学びやすい。
転勤 拠点展開がある地域への転勤があり得る。
やりがい 企業規模が大きい分、評価された時のやりがいが大きい。
休日・時間 会社としての決まりがしっかりしていることが多いため、残業代や休日はきちんと取得できるケースが多い。
ステップアップ 決まりがしっかりしている分、ステップアップしたり同企業内で別の職務内容への転身を短期的に叶えることは難易度が高い。
融通 特例を認めると、会社全体に不具合が起きることが懸念され、個人個人への融通はきき難い。

小規模の企業での仕事

安定度 安定性は劣るが、多岐に渡る業務に従事することができる。
教育制度 OJTとなることが多く、先輩や教育担当の方の力量に大きく左右される。
転勤 店舗展開があったタイミングなどのみ発生するが、個々の意見は聞き入れられやすい。
やりがい 一人ひとりの業務が会社組織に反映されやすく、やりがいを感じれる。
休日・時間 残業代などの待遇面は企業により異なり、経営者の意図が直に反映される。
ステップアップ ステップアップしたり同企業内で別の職務内容への転身が、状況によっては短期的に叶うこともある。
融通 特例的な待遇など、個人個人への融通はききやすい。

法人顧客をメイン顧客として持つ企業の特徴

顧客先が土日祝日の休みの場合、土日祝日を休日としている企業が多いです。
作業に関しては、最近では乗せ換えでスピーディに仕上げることも多いですが、個人ユーザー顧客向けよりも安価に仕上げることを優先とする顧客が多いことから、一般顧客相手の整備よりも難易度が高い重整備などに携われることも多いです。

まとめ

いかがでしたか?
あくまで一般論となり、企業ごとに特徴や、重要だと考えている部分がちがうため、全てが当てはまるわけではないですが、長期的に無理なく働ける企業選びの指針にしていただければと思います。

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